【1P漫画】喋るネコ

ゼロから完成まで大体1時間半くらい。コピー用紙に水色で下書き、コピックのなんか変なペンで仕上げ、スマホで取り込み。時間の割には思ったより描けるもんだという印象。

雑に絵や漫画を描いたり、ましてやそれを人に見せるっていうのは今まであんまりやった事ないけど、やったらやっただけ得るものがあるもんなんですね。出来はともかく。

これくらいなら休日にたまに描けなくないかもしれない。気が向いたらやっていきたい。

短編キャラデザイン案

短編の主役キャラデザイン案。
1話完結を考えていて、話によって主役が変わる予定だけど、にしても看板というか、基本的にはこのキャラが主人公だよ、というのがいた方がいいかなと思ったので。
頑張って練った方がいいかなと思いつつ。

でも難しい。あまり派手な話ではないので、やりすぎるとものすげー浮いちゃうだろうけど、といってあまり凝らなすぎると何にも引っかからない、みたいになっちゃいそうなので。
何事もバランスとるのが一番難しいもんですね。配色もまだ全然悩んでたり。多分カラーだから考えなきゃ。

まぁこう、なんとなく、適当に詰めていきたいです。

作業進行中

進捗

近くのコーヒーショップの店長に仲良くしていただいているのですが、会う度に「国マガ復帰しないの?」「新作はやく持ってきてよ」「連載まだ?」と言われるのです。ので、そのコーヒーショップを舞台に、いくつか短編を描けないもんかな、と思い、描き始めてみました。

スタバに行った事がないのをイジられて悔しがるJKが、地元でコーヒーショップを見つけ、オシャレぶる為に入店を試みる話です。

表紙含めると1話9ページ。可能な限り早く描き上げたいのですが、1か月とちょっとはかかってしまうのかも。現在、2週間ちょっとで、一部の背景と表紙以外はほぼ下書きが終わり、とりあえずペン入れも始めました。出来るだけ力を抜いて、早めに描くことを目標に頑張りたいと思っております。

普通の頭身で割とちゃんと漫画を描くのは久しぶりなので若干怯みましたが、描きだしてみるとやっぱり楽しいです。

雑記

こないだコメダ珈琲店にいきまして、いつもはネタ帳だとかスマホなど持って行ってネタ出しだとかをウダウダするのですが、その日はなんも持ってませんでした。

そこで、その店舗に備え付けられている読み物を読んでみようと思いました。冊数はそれほど多くはなく、更新もされてなさそうなものの、新聞から情報誌、絵本、童話など、ちょっとした幅のあるジャンルと、面白いチョイスの読み物が置かれています。同じ棚に女性セブンと星の王子さまと並んでいたりします。

僕が目を付けたのは、「ちいさなポケット」という、小学校低学年の児童向けの雑誌でした。理由は2つあって、単純に面白そうだったのと、昔、家に何冊かあったのを思い出したからです。(という事は結構前から存在する雑誌だったのでしょう)

おおきなポケット 2010年 03月号

ちょっとした科学の話や、絵本、童話、漫画といった、こどもが読めるようなコンテンツがジャンル問わず詰め込まれている感じでした。また、編集後記や、ある作家の思い出の本を紹介するエッセイなど、「こどもに読み聞かせる大人」が読んでも面白い文章も載っていました。この号については、「2009年度の最終号」という位置づけだったらしく、連載が終了する作品がいくつかあったようでした。

この号の特集、「タンポポと1円玉」は、『たんぽぽと1円玉は同じモノで出来ています』というくだりから始まり、肉眼、虫眼鏡、顕微鏡と、ミクロのレベルに至るくらいにだんだん近寄っていきながら観察をし、分子や原子、電子の構造の解説、それを発見した人、発展させた人、の名前などもあげながら、感性豊かな挿絵を交えつつ、楽しい比喩、丁寧な言葉選びで解説するというものでした。中学、高校レベルにまで踏み込む勢いの内容ですが、単語などを覚えさせる目的ではなく、「かいつまんで言うとこういう事だよ」という、テーマの芯をとらえた、論理的かつ建設的で良質な講義のようでした。『あなたや、あなたのおばあちゃんも、原子で出来ています』とか、『ぼくらの大部分は窒素など有機物からなり、カリウムやカルシウムを含みます』みたいな、身近なものを取り上げながらの比喩や比較が多いのでわかりやすい、というか、興味が持ちやすいのかな。

連載作品もたのしげで、動物のキャラクター達の探偵モノ(映画のチケットが盗まれたので犯人を捜す、など平和な内容)とか、投稿コーナーとか、まちがい探しとか、とにかくあらゆるこどもの楽しみが詰まったような雑誌でした。ながめてると、なんかやりたくなってくるような。

どのページに載っているどのテキストにも配慮が行き届いていて、とにかくシンプルで美しい言葉遣いが徹底されているし、作家陣のコメントもこどもに向けていたり、単に思い出話を語っていたりとのびのびしていて、つまり何を強烈に感じたかっていうと、ものすごく真剣に向き合って、かつ楽しんで作られているな、と思ったんですね。こどもが読んでも、その親御さんが読んでも、心に残るような雑誌なんじゃないかな、と思いました。実際、昔読んだのをうっすら覚えてましたし。いい雑誌だなと。情熱がにじみ出ているというか。

ただ悲しいかな、数年前に休刊してしまった様ですね。電子書籍の波にのまれた形かもしれません。なんだかすごく寂しい気持ちになります。何冊かamazonで購入してみようかな。

コーヒーとピザを注文して、食べながら読みました。たいへん充実した時間を過ごせました。中々おいしかったです。