机の上を少し片づけてみた話

ご無沙汰しております。
年なんて明けてしまいましたね。

僕は今相変わらずコンビニでバイトをしておりますが、
現在の店舗でか別の店舗でかはわかりませんが、
ともあれ社員(=おそらく店舗の店長クラス)に
なることを目指しております。
今年から研修を受けたりしていく事になりそうです。

鈍行ではありますし、至らない点ばかりで
順風満帆とは言えません。
例えば同世代の周りの人と比べてしまえば
到底取り戻せるレベルの遅れではありませんが、
僕は僕の生きるペースが人よりも遅い事を
前職を辞めた時に痛感しました。
頭は良くないし精神的には未発達です。
それを嘆くのではなく、やけっぱちにならず、
また一からだとしても、
少しずつ、一つずつ、積み上げていけたら、と思います。

胸を張れるような人生では決してないのですが、
今は少なくとも前を向けている気がします。

今はまだそんな資格はないと思うけど、
またいつか昔みたいに
かつての友達と話したり
お酒を飲んだりできるといいな、と
思っています。

退職してからの話

実はちゃんと振り返った話をブログでしてなかったなと思いまして。
改めて少し向き合ってみます。


一昨年の年末に退職した当時のブログを自分で読んでみたのですが。
本当に、相当打ちのめされていた記憶があるのですが、
その割になんというか、強がった文章を書いていました。
妙にヘラヘラしている。
なんなら感じが悪いです。真面目にやれって思いそう。
死ぬほど真面目にやった結果駄目だったんだから、
そう書けばいいのに。
痛々しいですが、実際まともに考え事も出来てなかったので
逆にあの感じが僕の本性なのかもしれません。嫌だなぁ。

で、その頃の憔悴していた僕を知っていたためか
店長が非常に気を遣ってくれていて、
ゆっくりと仕事を仕込もうとしてくれている様です。
本当にありがたいお話です。
今年から本格的に新たな業務を任されたり
研修を受けたりしていく予定です。

前職…印刷工場への就職は、
今までロクに何の成果も生み出してこれなかった僕にとっては
最大の成功体験でした。
そして半年も持たずに辞めてしまった事は、
僕にとって最大の挫折の経験となりました。
しかし、今だからこそ言える事ですが、
またあんまり褒められた事ではありませんが、
あの挫折を経験する事が出来て本当に良かったと思っています。

これまで本当に何も考えず生きてきたんだなと思うし、
逃げてばかりで何一つ向き合ってこなかったし、
しかも結局の所、それを認める事が出来ていなかった。
例えば、「自分を変える事は恥なのではないか?」
みたいな事すら、心のどこかで思っていた様に思います。

けどあの挫折を経た今、本当に少しずつですが、
変わる事が出来ている様に思います。

僕にとって、いやさ
何の役にも立たない謎に高いプライドを
捨てられずに生きてきた僕にとって、
自分の恥や間違い、悪癖を認める事はとても辛い事です。
仕事を辞めてからしばらくの間、
このプライドは折れ過ぎるくらいに折れておりました。
必要以上に卑屈になってしまっていました。

正直その名残は今でもあります。
僕は昔の知り合いや友達だった人々と会うのが
極端に怖くなりました。
見損なわれたに違いない。
見限られたに違いない。
顔も見たくあるまい。
それらも怖いけど、なにより
本当に興味を失くされたせいで、
その人の思い出の中の一人に
数えられてしまう事が、実は一番怖いです。
でも、僕の退職の仕方を考えると
きっとそうなっていると思っていて。
それを確認するのが恐ろしいのです。

話が少し逸れてしまいましたが、
今はそういった辛さ、
「自分の過ちを認める辛さ」みたいなものを
もっと進んで経験していかなくちゃ、という様な思いでいます。
若い時の苦労買うてでもせよ…とは言いますが、
僕はその苦労をツケにしてきていたんだと思います。
ツケが一度に回ってきすぎてパニックになる事ばかりですが、
ともあれ少しずつ払っていきたい、といった所です。

そう、実際、前職に対しては恨み言みたいなものは本当に無いのです。
申し訳なさ、情けなさ、というのはたくさんあるのですけれども。
結果的にストレスが許容量を超えてパンクしてしまったのですが、
続けられる事なら続けたかったというか…
いや、じゃ続けろよって話なんですよね。
この言い方は適切じゃないのかもしれない。
なんと言えばいいのか。

仕事そのものは、また仕事が大変だったことについては
むしろ楽しいというか…嬉しいというか。
前向きなニュアンスでは捉えてたんですね。
いやもちろん、凄く辛かったのも本当です。
辛さが勝っちゃったという感じなのかな。
今凄く矛盾したことを言ってるんですけど。
「前向きだったけど続けられる状態じゃなくなっちゃった」
みたいな感じでした。

今はバイトではありますが、週5のフルタイムの勤務ではあります。
非常にぬるい業務内容ですが、それでもそれなりのストレスはかかります。
でも、前職で毎日限界まで挑み頑張りながらも怒鳴られ続けた日々を思い出せば
全然大した事はないというか。
人ってこうやって強くなるんだ、と思っています。

という訳で、そんな感じで生かして頂けております。
とにかく前向きに、少しずつでもいいから
自立していきたいです。

さて、記事のタイトルの話ですが。
実はこれまでの話は全く関係なく、日常のお話になります。

ちょっと最近、Amazonで色々と注文してしまいまして。
長らく更新していなかったPCのキーボードだとかマウスだとか、
周辺機器まわりを少し見直そうと思って、勢いでつい。

で、これを機に少し模様替えでもしようかなと思って
机の上を少しだけ片づけていました。

画材とか、クロッキー帳とか、メモ帳とか。
作業のスペースがもうちょっと欲しいから
広くなる様に整理しちゃおう、とかいって
あっちにやったりこっちにやったりしてる内に、
本当に意味もわからず泣き出してしまいました。
なんでだろうなと。

最近、絵を描いたり漫画を描いたりは正直ほとんどしていませんでした。
でも少しは描いていました。
集中しているとは言い難かったし本気で向き合ってもなかったと思うけど。

整理してる中で、色々とみる訳です。描いたりなんかしたものを。
僕はなんとなく、創作なんてしなきゃよかったな、と
どこかで思っていた様に思います。
漫画家目指すとか言い出さなければもうちょっとマシだったんじゃないか?
みたいな。
もちろん、そんな事ないんですけどね。
漫画家を目指すと言いながら全然描かなかったのはマジですけど、
目指さなかったら目指さないだけでどうせ何にもしていなかったでしょう。

ともかく、どこかで何となく後悔してたんですけど。
もっと頑張ればよかったのにな、って。
それも本当なんですけど、
机の上に散乱する、そういった夢とも言えるほどではないような
なにかの残りカスみたいなものを見かけると、
それらがなんだかいちいち愛おしく思えてしまって。

向き合わず逃げてばっかりだったな、という
無駄な時間をたくさん過ごしてしまった後悔もあるんですが、
創作が好きだった気持ちもやっぱり本当だったのかもしれない。
そう思うと、なんだか久しく忘れていたものを思い出して、
そこに驚いたのかもしれません。
忘れてはいたけど、無くしてはいなかったのか、という感じ。

今年の目標としては、社員を目指してバイトを頑張る、
というのがもちろん第一目標ですが、
出来れば漫画を描きたいな、と思っています。
可能なら、同人誌を出版できる程度には。
また口だけになっちゃうかもしれませんが。

とにかく、シンプルに創作をしたいです。
好きな気持ち、楽しい時間を思い出したい。
それが出来るといいな、て感じです。

コメントを残すコメントをキャンセル

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください